先週末の土曜日、6月17日に仁義なき戦い??『稲里 VS 龍勢』W蔵元を囲む会を開催させて頂きました。

イベント開催企画段階では、龍勢の藤井社長のご来店が遅れる為、乱入形式でやろう!なんて話をしておりましたが、藤井社長が予定を変更して下さったため、イベント開催時間の最初から両蔵元揃って会をスタートさせることで叶いしました。

丸屋で、一番古いお付き合いの稲里の蔵元と昨年リニューアルオープンからレギュラー酒として加えさせて頂いた龍勢の蔵元が元々お知り合いだったことがキッカケで、カタチに出来たイベントでした。

18席しかない店内に二つの蔵元がご来店下さるなんとも贅沢な会で、最初はどういうカタチの会にしようか??と悩みましたが、

蔵元の方から折角二蔵でやるなら対決みたいな、仁義なき戦いみたいなのをやったらどうか??とご提案を頂き、

銘柄をすべて隠し、呑み比べをしてみようということになりました。

飲み比べの方法は、各蔵元に事前に前菜5種のお品書きをお渡しして、それに合わせて5種類の日本酒を合わせて頂きました。

一品に対して二種の日本酒を試飲して頂き、それぞれ、どっちのお酒が料理にあったかを挙手して頂きました。

~前菜5番勝負~

・ ポテトサラダ × A:龍勢涼風生生,B:稲里純米しぼったまんまの出荷 (Aを選んだ方が多い) 
・ 自家製胡麻豆腐:甘胡麻たれ× C:稲里純米吟醸,D:龍勢番外品 (Dを選んだ方が多い)
・ 焼鱧棒寿司× E:龍勢備前雄町生もと純米,F:稲里純米日本晴 (Fを選んだ方が多い)
・ 煮穴子× G:稲里純米熟成出荷,H:龍勢純米吟醸20BY (Gを選んだ方が多い)
・ 小海老のかき揚げ× I:龍勢夜の帝王,J:稲里純米山田錦 (Jを選んだ方が多い)

 

飲み比べが終わった後も、引き続きラベルを隠したまま、コース料理と合わせて召し上がって頂き、最終的にどのお酒が一番好みかを聞いた後でネタばらししました。

参加者の皆様、それぞれもともとの好みのお酒を選ぶ方も多い中、この蔵元のお酒だと思わずに飲んでいたけど美味しくて気に入ったなど、それぞれの新な発見もあったようで、結果として楽しくて美味しい発見のある会とすることが出来ました。

~コース料理~

お造り:〆サバ・赤海老
油 物:玉蜀黍天麩羅・酒粕味噌漬け鮪フライ
箸休め:酒粕漬けクリームチーズ
冷煮物:冷やし煮鶏と冬瓜の煮おろし餡
酢の物:葛打ち蛸と錦糸瓜の酢浸し
食 事:焼きおにぎり・大根餅入り薄葛仕立て椀
水菓子:フルーツトマトのコンポート 共蜜ゼリー掛け

蔵元からの特別出品酒:龍勢 別格品 生もと 山田錦 純米大吟醸
            稲里 純米 『窖』ラベル(非売品)

 

~イベントの料理と一番相性が良かったと思う日本酒~

A:1人 B:0人 C:0人 D:2人 E:3人 F:2人 G:9人 H:3人 I:0人 J:0人

最後に蔵元から頂いたお話の中で、

今日、呑み比べをしたお酒について、選んだ人が多い方が正解なのではなく、自分で選んだお酒が自分の中での正解なので、それを忘れずに今後とも色々なお酒に出会い楽しんで欲しい。

という言葉と、

一部の日本酒ブームではまだまだ、日本酒業界は縮小の一途をたどってしまう。美味しいお酒をもっと気軽に沢山の人に伝え、楽しんでもらうことで日本酒は残っていける。今日、美味しいと思ったらお友達の一人でも良いので日本酒の良さを伝えて一緒に楽しんで欲しい。

という言葉がとても印象的でした。

丸屋のイベントの考え方の楽しい、気軽に美味しいという考え方もこのような蔵元さんたちから教えて頂いたことに共感したことから出来上がっており、まったく持ってその通りだと感じました。

今後とも丸屋らしい日本酒の美味しいさ楽しさを伝えていけるイベントを開催していけたらと思いました。

今回、イベントにご参加下さったお客様、そしてこんなに小さなお店でのW蔵元開催を快く受けてくださった、稲里の磯社長と龍勢の藤井社長に深く感謝いたします。

本当にありがとうございました\(^o^)/