出汁巻玉子のヒミツ☆
丸屋の人気メニューと言えば、夏の鱧と冬の香箱蟹・・・とだんだん定着しつつありますが、実は定番の安定的な人気メニューの一つに出汁巻玉子があります。
出汁巻き玉子がお店にあるときはまず、出汁巻きを頼んでみるというお客様も多いと思います。(実は私もそうですw)
出汁巻きはシンプルなのに家では中々再現することが難しいですよね?
どうしたらこんなにフワフワに出来るんですか?と良くお客様からご質問を頂くので、今日は丸屋の出汁巻き玉子のポイントを主人に聞いたものをアップしてみたいと思います。
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?出汁の量
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?火力
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?ココナッツオイル(調理用)
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?まとめ
出汁の量
玉子と出汁の割合は約2:1
この分量は、出汁巻きを口に含んだときにしっかりと出汁を感じられる割合。出汁を含んでいる量が多いのであのフワフワ感が生まれます。
火力
沢山の出汁を加えた玉子を巻き上げるには業務用のガスの火力が必要になります。家庭用では、火力が弱く玉子が固まるスピードと巻き上げるバランスが悪く、主人でも丸屋で提供している出汁巻き上げることはできません。
ココナッツオイル
丸屋ではココナッツオイル(調理用の無臭のもの)を出汁巻玉子の敷き油として使用しています。最初は酸化しにくい油を・・・ということで使い始めたのですが、主人曰く、ココナッツオイルは市販のサラダ油よりくっつきにくく(主人が使ってみた実感として)ココナッツオイルを使うことでより沢山の出汁を使うことが出来るようになったとのことです。
また、ココナッツオイルは酸化しにくいことから、敷き油として使う油の量もサラダ油より少量ですみます。
まとめ
丸屋に限らず、フワフワの出汁巻き玉子は職人さんが業務用の火力の強いガスを使用することで初めて作ることができます。
また、昨年から使用する油をココナッツオイルに変えてから、フワフワ感が更に増して、お客様から『焼き茶碗蒸しみたい』というお声を頂いたこともあります。
出汁巻きはご注文を頂いてから主人が一本一本巻き上げる為、混み合っている時はご注文を頂いてから一時間待ち!なんていうこともありますが、お待ち頂いても食べたいと言って下さるお客様も多く、丸屋の人気商品の一つとなっております♪
※丸屋では、料理に使う敷き油はココナッツオイルを使用しております。ココナッツオイルは体に脂肪を貯めにくかったり、酸化しにくかったりするので、美味しくてヘルシーな油ではないかと思い使用しています。