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丸屋の経営危機を救ったtchakoの経営戦略

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主人と結婚した私は、当初お店に入る予定はありませんでした。義父と義母と主人の三人でやっているお店に私が入る余地もなかったし、その当時は正社員でOLをしておりましたので、お店にかかわることは特にないだろうと考えておりました。

・・・が、結婚して2か月が過ぎようとしていたある日義母が突然脳梗塞で倒れました。家族て経営していたお店は突然立ち行かなくなり、義母があずかっていた経理をわかる人が変わりにおらず、店は突然立ち行かなくなりました。

嫁に来て2か月目の他人が頼りにされることもなく、離婚の話も出たくらい当時は緊迫した状態で、このまま母が病気で寝込んでしまった場合お店は潰れてもおかしくないだろうという話だけが伝わってきました。

そんな中、なぜか私はお店が潰れるとはこれっぽっちも思っていませんでした。それは、結婚する前物凄く頻繁に丸屋に足を運んでいたから、こんなに気軽に美味しいものをお腹いっぱい食べれるお店がつぶれる理由が見つからなかったのです。

そこで、もともとあてにもされていなかった若葉マークの嫁は自分から女将業を兼業ですることに立候補しました。

お店を手伝う条件は日本酒専用の冷蔵庫を一つ勝手もらうことと、日本酒に特化したお店作りをすることでした。

私が独身時代に丸屋に通う中で丸屋に足りないものは、お料理にあう『美味しい日本酒』・・・だったからです。

お店を手伝うことが決まってから主人のお店作りのテーマをまず聞きました。主人が店をやるうえでのテーマは『美味しいものをリーズナブルに気軽に楽しめるお店』というものでした。

幸いにも主人の目指すお店は美味しいものを気軽に楽しんでもらえるお店ででしたから、そこに日本酒をプラスし、新しい丸屋は再スタートを切ることになりました。

オープンして2年目にして潰れ創だったお店は、こうして私たち夫婦の日本酒酒とお料理に対する想いを具現化することで丸屋を東中野にオープンさせてから11年間無事潰れることもなく少しずつ色々なお客様に知って頂けるお店に育って行きました。

私と主人がやってきたこと。

それは、経営戦略でもなんでもないんです。(タイトルにはそう書いてありますがw)

自分たちが『あったらいいな。』をただカタチにしただけなのです。丸屋で開催されるお酒のイベントは私が参加してみたいイベントの理想だと思ってカタチにしたものばかりです。ですから、一般的なお酒の会とは異なる部分も多く、勝手にお酒は出てきませんし、珍しいお酒もめったに出ませんから、お酒の会に参加し慣れた方からしてみるとだいぶ歪で面白くはないイベントとなっていることが多いかと思います。

丸屋の目指しているお店は、『気軽に楽しく、美味しい』これに尽きると思っています。ですから、イベントで美味しいと感じたお酒はなるべく現在手に入るものが良いと思っておりますし、

珍しくなくてもお料理と合っていれば美味しいくて楽しい時間は過ごせると考えます。

いつもスーツを着て頑張っているお客様から頂いた素敵な褒め言葉は・・・
  『丸屋は、ジャージで行きたいお店なんだよ』というお言葉。

丸屋では、オフの状態でゆっくり気軽に出かけたいというお客様からの素敵な褒め言葉だと思って受け取りました。私たち夫婦が目指しているお店作りをお客様にも感じて頂けるお店作りがちょっとずつカタチになっていることを実感させて頂けた有り難い言葉でした。

丸屋はこれからもずっと、お店の業態が変わったとしても『気軽に楽しくて美味しいお店』づくりを目指して頑張って行きたいと思っています。

日本酒がご縁で得た(?)丸屋女将の座w ⇐ 戻る 続く ⇒ これからのステップ

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