日置桜の呑み切りに行ってきました?
呑み切りと昼食を取った後は、15時から27BYの造りについての説明会と香りについての講義とそれから、日置桜の新商品の酒粕『無垢』のご案内と開発した想いなどのお話がありました。
27BYの造りは全部で50本造られ今までで最大の仕込みだったそうです。蔵人さんは全部で8名で本当に大変な仕込みだったというお話を伺いました。
それから、米についての考え方や契約農家さんについてのお話。日置桜では米の作り手ごとに分けて造りを始めて4造り目で、米ごとに分けて仕込むことによってわかったことやこれからの造りについてなどのお話やどういうことに注目しながらお酒を造っているか・・・日置桜流の酒造りに対するお話なども伺うことが出来ました。
こういった話は普段中々聞くことが出来ないし、必ずしもお酒を造る為のスタンダードな考え方ではないこともあり、こういった貴重な時間を設けて頂くことで、お店に帰ってお客様へ伝えること伝えたいこと、そして何よりも日置桜のお酒をお客様へオススメさせて頂くときのスパイスになるのだと思いました。
後半は、香りについての講義で、普段一般では感じられない香りについてを体感する、どんな理由でその香りがうまれる可能性があるのかなどについて講義を聞きました。
どの香りもわかりやすく香りを付けたものなので香りをかいだだけで鼻をつまみたくなるようなものや、きき酒をするために口に含んだ瞬間に嘔吐感に襲われるものなど個性的なものも多くありましたが、やはり頭でっかちではなく実際に感じて自分なりに知っておく機会があるというのはとても大切な事だと感じました。
日置蔵の呑み切りには毎年参加させて頂いておりますが、毎年ちょっとずつ自分が感じていることに変化があることに少しだけ自分の成長も感じつつあっと言う間に2時間の説明会と講義は終了しました。
講義が終わると旅館にチェックインを済ませて、いよいよ夜の懇親会につづきます・・・・。